海の成分の「天然塩」と、普段家庭で料理で採っている塩「塩化ナトリウム」とは、
内容成分から働きや、生命に及ぼす影響等に大きな差があります。
本当の塩とは海の塩分そのままの塩であり、無数のミネラル類や
微量なグロスファクターが存在した自然なままの天然塩を塩と言います。

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・塩とは何でしょう
先ずはこの地球の造りから考えてみましょう。                 

私達が住んでいる陸地は地球自体の約30%です。              
その約30%の陸地を約70%の海が囲んでいます。

1961年、世界で初めて単身宇宙飛行した、ガガリーンの言葉に「地球は青かった」が有名となりましたが、7割以上も占める海の地球が青く見えるのも納得です。

そして、私達の身体の造りも地球と同じく、水分約70%、固形物が約30%で構成されています。

それともう1つ!下記の成分票でも分かる様に、主な血液の成分と海の成分が似ているのです。
海も、血液も一番に多いのが塩素で共に50パーセント前後で、ナトリウムや酸素、カリウム、カルシューム等ほぼ同じ位です。

それからついでに母体の羊水の成分も海と血液の成分と比べてみましょう。
あらっ!不思議に羊水も殆ど、海水や血液の成分と変わりはありません。

元素ミネラル成分 海水 人の血液  母体の羊水
塩素 55,0% 49,3%  53,2%
ナトリウム 30,6% 30,0%  42,6%
カルシューム 1,2% 0,8%  1,1%
カリウム 1,1% 1,8%  2,8%

海水の成分も、血液の成分も、そして母胎の羊水の成分も同じ成分構成になっています。
これは地球と生命そのもの、何かのエネルギーの法則制があるかの様です。

そこで、進化論として約38億年以上も前の生命の原始時代から考えてみましょう。

原始生命は海の中から誕生したと言われ、その後約34億年もの間は海の中の生活が主だったと言われます。
その長い歴史の中で魚の時代→両生類の時代→爬虫類の時代→原始哺乳類の時代→そして人類へと、私達人類は進化して来た事は皆さんもご存じだと思います。

その母親の羊水の中で育つ赤ちゃんの様子です。
受精後30日目の胚子の姿です。私たち人間の姿とは思えず、小豆粒位の大きさの胚子は古代魚みたいな姿です。 受精後45日16ミリの胚子の様子です。亀のひれのような手の水かきに切れ目が入り、序々に指が形成されて来ます。 受精後53日手の指は切れて離れ指の様に長くなるが、足の指はまだ水掻きがあります。 受精後60日で主な器官が出来、基本的な身体が形成されます。
受胎後60日の水かきをアップした写真です。カエルの指みたいです。
                                                         




新しい生命誕生の過程で、羊水の中では今迄の人間の原始時代から進化の過程が、わずか数カ月の短期間で再現されているのが分かります。

生物の進化の過程で陸地に上陸して生息する為に体内に海の成分を保持しているのが「血液」だと思われ、そして同じく、新しい生命誕生の為に母体の中に原始的な海の成分を作って生命を育てる機能が「羊水」であると考えられます。

この様に考えて行くと、海と生命は約38億年前の生命の誕生から切っても切り離せない関係である事が分かります。

陸地に上陸した人類が「塩」を採る行為は生命の必然的な欲求であり、生きる為に求めている必須栄養素の補給だと考えるのです。

ところで話は変わりますが、仏教の聖典法華経に「総在如来寿命海中」の聖句があり、これは「総て如来の寿命は海中にあり」との意味だと言う事です。
地球誕生から数十億年もの間、雨が陸地を洗って、陸上の大切なミネラルは洗い流されて海中にある。
これを回収して食べなければ健康体となれず、とも解説出来、塩の大切さが謳われている聖句でもある様です。

海が育てたミネラルの宝庫である「塩」無しでは、人間の健康と長寿は不可能と言っても過言では無いでしょう。
でも減塩で、減塩で今の社会は逆行の道を進んでいます。

減塩を望まない人達に、どんな塩なら減塩しなくて良いのかをこのサイトで知って貰えたら私も有難いです。

では次に、塩とはどんなものを塩と呼ぶのでしょうか。

・塩の法則とは
                 ボリビア中央西部の標高約4,000mに位置する塩原 

アンデス山脈が隆起した時に、大量の海水を山の上に残したまま乾燥した世界でも類をみない標高4,000mのウユニ塩原です。現在では観光地として知られ世界中からの観光客が押し寄せ、今や車のタイヤや人の靴等で汚れて来ているとか。

冒頭にウニユ塩原の話題に触れたのは、これらの塩原は海水が自然に乾燥して塩となった。と言う事実です。

あるいは同じように、今から数億年前は海の底だった山が隆起してヒマラヤ山脈の一部となり、現在では「ヒマラヤの岩塩」として人気を高めています。
これらの例は天然の海の成分が乾燥する事によって、そのまま濃縮された天然塩の状態にある事です。

そこで、現在もこれらと同じ方法、つまり「天日製塩法」式を取り入れて製塩している所が各地に存在します。
しかし、海水をプールに閉じ込めて天日で乾燥させる為には広大な面積が必要です。
国土の狭い日本ではこれらの製法は不向きの為に、日本独自のイオン交換膜塩法等で「塩」が製造されています。

日本独自のイオン交換膜塩法とは、海水の中から電気的に塩の主成分を集めて、加熱濃縮して塩を作る製法です。
なので塩田等の広い面積も必要なく、しかも短時間で、天気に左右される事無く衛生的に塩を製造出来、今では90%以上がこの製法で作られた塩が使用されています。

衛生的、効率的、工業的に塩を生産出来る様になり、反面に海水の主要な成分だけに精製された為、他の色々なミネラル成分が損なわれる結果となりました。
これらが結果として塩分の成分バランスが崩れた塩になり、身体に害を与える塩となりました。
当然、身体に害になる塩は減らさなければなりません。              
この様な背景があるからこそ「減塩」に拘る必要性が生まれて来たのです。

では、反対に減塩しなくていい塩とは、そうです。
純度の高い塩では無くて、なるべく自然に近いバランスの崩れていない「自然塩」と言う事になります。

海水中には百種類以上もの微妙なミネラル成分があると言われていますが、イオン交換膜塩法ではそれらの微量なミネラル成分が損なわれてしまいます。
それらのミネラル成分を成るべく壊さずに、製塩したのが「自然塩」と言う事になります。

私もすでに30年以上もの間、「天然塩」だけを愛用しています。
なので「減塩」等、する必要もない生活を続けて来ました。
勿論塩の食べ過ぎ、取り過ぎはいけませんが!

さあ~「天然塩」で旨いヤマメの塩焼きでもしますか!